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「2022年夏」 間違いない除湿器の選び方と売上ランキングベスト3比較

今年は全国的に梅雨開けが非常に早く、既に夏本番の様な気温になってますが、まだまだジメジメ湿気が多いですよね。

 

こんな時は除湿機を上手く活用しましょう。

ジメジメ湿気はカビの発生や細菌の増殖の原因になるし、放置してたら健康被害にも繋がります。

除湿機は夏の湿気対策は勿論、雪が降る冬も洗濯物の室内干し等に利用できますので、今では一年中活躍する家電の一つになっています。

ここで除湿機の除湿方法や機能を見極めて、最適な1台選びのお手伝いになれば嬉しいです。

 

除湿方式の種類と其々のメリットデメリット

除湿器選びで一番大事なのは湿度を下げる方法です。

この湿度を下げる方法は「デシカント方式」、「コンプレッサー方式」の2方式を一つにした「ハイブリッド方式」の3種類となります。

 

①デシカント方式

ゼオライトと呼ばれる乾燥剤に空気中の水分を吸着させて湿気を除去。

吸着した水分をヒーターで温め気化。再び熱交換器で冷やして水滴にすることで除湿。

メリット

吸着した水分をヒーターで温める為、気温に左右されずに年中安定した除湿が可能。

コンプレッサーがないので、本体サイズや運転音が比較的に小さいことも魅力。

デメリット

ヒーターを使用するので消費電力が高い。

室温が上昇しやすいので、夏場の使用には向かない。

 

②コンプレッサー方式

エアコンの除湿運転と同じ仕組みで、熱交換器によって集めた空気を冷却器で冷やして結露し、湿気を水滴に変えて取り除きます。冷媒(フロンガス)をコンプレッサーで圧縮し、それが気化する際に生じる潜熱現象を利用します。気温の高い季節ほど高い除湿能力を発揮するのが特徴です。気温が低い冬場はあまり効果が期待できないことも。

 

メリット

除湿できる量が多く湿度の高い季節に有効。ヒーターを使用しないため、消費電力が抑えられ室温が上昇しない。

デメリット

気温が低いと除湿力が落ちるので、冬場の結露対策には向かない。コンプレッサー(圧縮機)を内蔵しているので、本体サイズや動作音が大きくなりがちでヒーターを使用するので消費電力が高い。

 

③ハイブリッド方式

コンプレッサー式とデシカント式の構造を組み合わせたタイプ。夏場はコンプレッサー式、冬場はデシカント式で運転することにより1年中高い除湿能力を保つ。

メリット

コンプレッサー式とデシカント式の“いいとこ取り”で、通年で安定した除湿ができ、ランニングコストも抑えられます。

デメリット

上記の通り2つの方式を採用しているため、本体が大きく価格も高くなる。

 

この様に利用シーンに合わせて機種選びが肝心になります。

上記の特徴から考えると、人が過ごす空間で梅雨~夏の時期に使用する除湿機は、コンプレッサー式かハイブリッド式がお勧めといえますね。

 

 

除湿器購入時のチェックポイント

除湿方式が分かったら、除湿器購入時に重要な他のチェックポイントについても説明して行きます。

購入してから後悔の無い様にしっかりチェックしましょう。

 

【チェック1】除湿能力

先ずは、除湿機を1日間運転した場合に取除く水の量を示す「定格除湿能力」のチェックをしましょう。この数値が大きい程、除湿能力が高くスピーディーに除湿できます。しかし、除湿能力が高いほど本体も大きくなる傾向にあるので、設置場所を考慮した適切なものを選びましょう。また、スペック表にある「除湿可能面積」は定格除湿能力を元に算出した目安なので参考になります。

 

【チェック2】タンクの容量

除湿器は除去した水分をタンクに溜め込みますので、排水タンク容量も大事なチェックポイントになります。いくら除湿能力が高くても排水タンクが小さければ運転がストップします。(一部、停止しない製品もある)外出中や睡眠中に運転するならばタンク容量は大きいほうが有利ですね。ただし、タンク容量と比例して本体サイズも大きくなるります水タンクは水が溜まった状態でも持ち運びやすく、水を捨て易いか?等もチェックしておくと良いでしょう。

 

【チェック3】メンテナンスについて

除湿器は空気清浄機と同じ様に空気を吸い込むのでフィルター交換などのメンテナンスが必要です。フィルター交換の頻度や値段、排水タンクの洗浄が容易か?等定期的に必要なメンテナンスについてもチェックが必要です。

なお、本体内部に残った湿気を乾燥させる「内部乾燥」という機能を搭載した製品もあるので、衛生に気を配るなら内部乾燥モデルを選ぶのも良いでしょう。

 

 

2022年7月3日現在の

除湿器売れ筋ランキングベスト3を比較してみましょう。

 

売れ筋 1位:シャープ CV-N71  発売日:2021年 4月15日


購入者の意見: コンパクトサイズでコンプレッサー方式は臭いも少ない。 操作やお手入れはシンプルで問題なし。

 

除湿方式:コンプレッサー方式

除湿能力:木造:8畳、鉄筋:16畳

タンク容量:2.5L

本体サイズ(約):303x524x203 mm
重量:9.4 kg

特徴:

プラズマクラスター7000」を搭載したコンプレッサー方式の衣類乾燥除湿機。軽量・コンパクトで、使いたい場所に手軽に持ち運べる。

部屋干し衣類の嫌な臭いを抑制しながら、しっかり衣類を乾燥。洗面所やクローゼットなどでの衣類乾燥や除湿・カビ対策・消臭に適している。

本体にホースをつなげば連続排水が可能。足元周りにも「プラズマクラスターイオン」と除湿された風が届く、下吹きルーバーを採用。

 

 

売れ筋 2位:コロナ CD-H1821  発売日:2021年 3月下旬


購入者の意見: 衣類の乾燥がとにかく早い。家族4人分が5~6時間で乾燥していた。タンクの排水が簡単。

 

 

除湿方式:コンプレッサー方式

除湿能力:木造:20畳、鉄筋:40畳

タンク容量:4.5L

本体サイズ(約):36.5×20.2×57cm
重量:12.5kg

特徴:

大能力タイプのコンプレッサー式衣類乾燥除湿機。「標準モード」「ecoモード」「夜干しモード」「厚物モード」の4つの衣類乾燥モードを選べる。

5段階(50/55/60/65/70%)の湿度設定が可能。室温が10度を下回るとヒーターを併用したパワフルな除湿運転を行う「冬モード」を搭載。

4.5Lの大容量タンクを備え、寝ている間や外出中も除湿できる。抗菌・防カビフィルター、ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルターを装備。

 

売れ筋 3位:パナソニック F-YHVX120  発売日:2022年 5月11日


購入者の意見: コンパクトサイズでコンプレッサー方式は臭いも少ない。 操作やお手入れはシンプルで問題なし。

除湿方式:ハイブリッド方式

除湿能力:木造:11畳、鉄筋:23畳

タンク容量:3.2L

外形寸法(高さ×幅×奥行):583×370×225mm
質量:13.9kg

特徴:

一年中パワフル&スピード衣類乾燥当社独自の「ハイブリッド方式」

部屋干し衣類を除菌「ナノイーX 48兆」搭載、脱臭スピード従来比4倍

洗濯物を詰めて干しても早く乾く「ツインルーバー」搭載

 

 

この夏の売れ筋ベスト3位を比較しましたが、1位のシャープにはプラズマクラスター、3位のパナソニックはナノイーXが搭載されており消臭、抗菌作用があります。

使用用途として洗濯物の乾燥に使用するには抗菌消臭の観点からも便利で魅力的ですね。

やはり1番人気の1位シャープCV-N71は価格面でも優位で一番のおすすめですね、

 

以上。

「2022年夏」 間違いない除湿器の選び方と売上ランキングベスト3比較でした。